生きていく上で、「百姓」のポジションって、どうなんだろう。無関係って言える?「シュウマイ」は、君にとってはなんの意味があるんだろう。

写真家は曇りの日に本気を出す

前のめりで叫ぶ兄弟と横殴りの雪

どれでもいいので一個の趣味を、ひたすらコツコツ続けているような人に尊敬する。
サーフィンだったり、ピアノだったり、どんなに目立たない内容でも。
例年通り一回だけでも、あの友達と、あのホテルに滞在する!というような事も良いと感じる。
何でも地道に辞めないで続ければ最終的には実用まで達することができるだろう。
思い返せば、幼いころにピアノと版画を学習していたが、続けていればよかったな。
そう思うのは、リビングのの隅に父に買ってもらったピアノが置かれているから。
今の自分は全然分からないピアノだが、そのうちもう一回弾けるようになりたいと目標を立てている。

凍えそうな金曜の深夜に料理を
普通、アパートで個人で出来るような働き方をして、たまに声があるとプロジェクトでの仕事に出る。
たった、何回かだけど、非常に怠く感じて仕方ない。
いっそ辞めてしまおうかと。
行くと頑張るけれど、多くのメンバーにはさまれて、チームで業務をこなすのは大変だ。
なんて、母に持ちかけると、言いたいことは分かるけれど、と豪快に笑っていた。

月が見える仏滅の午前はこっそりと

小学生の頃、両親は、娘の私の人付き合いに対し大分積極性を求めてきた。
一般的から遠のいてはダメだ、など。
とてもきつい過去だったと思う。
一日が終わると、ほぼ毎日嘘の話を楽しそうに母に話す。
そうすれば、安心したような顔を見せてくれる。
微妙に外れると、浮く。
常にこれだけ恐れていた昔の私とお母さん。
切ない過去だと今は感じる。

雨が降る日曜の夕方に読書を
友人とお昼時に会う約束していた。
大きな駅のいつもの巨大なエスカレーターの下。
早めについて待っていると、ちょっと遅れると電話が入った。
この駅は合流スポットなので、待ち人もどんどんどこかへいってしまう。
携帯で音楽を聴きつつ、人の流れを見ていた。
でもあまりにもくたびれてたまに行くカフェに入り、ジンジャーエールを飲んでいた。
30分たって、友人がごめん!と言いつつやってきた。
お昼どこに行く?と聞くと、パスタにしようと言った。
色々調べてみたけれど、どこが良いのか探せなかった。

薄暗い休日の日没に外へ

名高い見学箇所であろう、斑鳩寺、つまり法隆寺へ足を運んだ。
法隆寺式伽藍配置もしっかり見せてもらい、立派な五重塔、講堂も見せてもらった。
博物館では、国宝に指定されている玉虫厨子があり、思っていたよりも大きなものだった。
このお寺についてを勉強するにはおそらく、非常に多くの時を要するのではないかと考えている。

余裕でダンスする母さんと暑い日差し
「今日の夕飯はカレーよ。」
少年は母親のその言葉を聞いて、無意識に「ヤッター!」と叫んだ。
少年は小学校から帰って、居間でテレビを見ていたところだった。
今日は西日が暑い。
窓辺では風鈴が思い出したようにチリリンと音を立てていた。
TVのアニメチャンネルでは、昔のなつかしアニメを再放送していた。
今日は「一休さん」をやっていた。
こんなにも頭が回る男の子がいたら、学校のテストなんて簡単なんだろうな、と少年は感じていた。
だけど、お鍋からカレーの香りがリビングまで漂ってきたとき、少年はテレビのことは思考から消えていた。

無我夢中で泳ぐ兄弟と冷たい肉まん

石田衣良という作家さんに出会ったのは、友達の愛ちゃんの紹介で。
愛がいない部屋というタイトルの小さなストーリーがぎっしり詰まった小説が彼女の部屋にあったから。
地元の青森の母が読んで、その後カップラーメンやフルーツと共に送ってくれたとのこと。
その時は全然世に知れていなかった石田衣良。
愛ちゃんはふつう自伝や自己啓発、ファッション誌などは買う。
だけど、いわゆるストーリーものは嫌いだそうで、この本、私にくれた。
愛ちゃんの母親はどんなことを考えながら、この本を手に取ったのだろう。

風の強い休日の深夜は外へ
オフィスで出会ったOLさんがいる。
変わったイメージで、彼女の話はどれも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
幼稚園教諭の免許、ネイリスト検定2級、通関士。
トイック800点、調理師免許、そして、元CAさん。
公認会計士まで受かったとうわさ。
さすがに公認会計士の件を親友に話してみたところ、君の聞き間違いだと思う、と言われたけれど。
彼女は、かなり年上の専務と職場結婚で退職していった。

曇っている日曜の日没に歩いてみる

夏休みが2週間くらい過ぎた頃の日暮れ前。
「カンケリ」で鬼をしている少年は、ものすごくお腹が減っていた。
捕らえても捕らえてもカンを蹴られて捕まえた友達が逃げるので、もはや今日の缶けりは終わりが見えない、とうなだれていた。
へとへとに遊び疲れて家まで戻ると、玄関を開けた瞬間に今日の夕飯が分かった。
メチャンコ美味しそうなカレーの香りに、少年は「よっしゃ!」と叫んだ。

汗をたらして泳ぐ姉妹とわたし
知佳子とニューヨークのAbercrombieに向かった。
心からここのファッションコーデが大好き。
それに、入った時の高級感と、充満している匂いが。
3時間くらいうろうろして、店を後にした。
気付いたら、私は歩道を占領して、通れない人が後ろにいたので、すみません!と言って振り返る。
そういえば、店員さんだと思っていたお兄さん。
笑いながら、いえいえ、と言われた。
目についたのは、その手荷物。
アバクロンビーでどんだけ買ったの?と聞きたくなった。
その後、スタバで知佳子とそのお兄さんの収入予測で話が弾んだ。
ANSWERは永遠のなぞだ。

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